伝統構法は地震に強いか?

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20070223/504911/



【動画】阪神・淡路大震災級の震動に滑って耐える伝統構法――実物大建物での実験
2007/03/01

 伝統構法は地震に強いのか――。京都大学防災研究所の鈴木祥之教授が代表を務める伝統構法木造住宅震動台実験研究会が1月30日と2月2日、防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター(兵庫県三木市)の大型震動台「E-ディフェンス」を使って、地震時の挙動と耐震性能を調べる実験を行った。伝統構法で建築した試験用建物に、日本建築センター模擬波(BCJ-L2)、阪神・淡路大震災の実測波(JMA神戸波)などの震動を加えたところ、接地面に固定していない柱脚部が揺れに合わせて滑るなど、建物が震動に耐える様子が観察された。

伝統構法が地震に強いか、有力な検証になりました。


posted by kiyo at 15:43 | 古民家

むらの伝統文化顕彰

「むらの伝統文化顕彰」なるものがあります。

(財)都市農山漁村交流活性化機構 という機関があります。

6年前から始まったことですが、伝統文化を継承する活動を
行っている団体又は個人を表彰しています。

暮らしの中に生きている、むらやふるさとの「伝統文化」を
さがしている、とのことです。

応募期間、審査対象、審査方法等hpをご覧下さい。

このような表彰制度で、営々と続いている伝統文化が少しでも
生きながらえればいいなと思います。

古民家を含むロケーションの維持で表彰された秋田県の例も
あります。

我こそはと思う方は応募してみてください。

(財)都市農山漁村交流活性化機構
posted by kiyo at 08:00 | 古民家

茨城県の古民家

茨城の古民家(農家)は、建築に条件が付いていた。

文化4年(1807年)に水戸藩の郡方役人であった
「板場流謙」が書き残した地方書「国用秘録」に
農家の建て方、村づくりについての記述がある。

「新村を開くとき、井を掘りて水の有無を見届け、
百姓住居申し付くべし。水無くば村居を水ある所に
移すべし」と書かれている。

 以下、興味深い記述。

・百姓の住む屋敷は、湿地を避けること。
・北下がりの土地を家作としないこと。
・海へに出入りするのに不便な所に屋敷を設けないこと。
・土地の良く肥えたところには、宿場のように百姓の
 住む屋敷など設けないこと。
・山のある村では、山根に家作すること。
・東南に高い山があって、木陰になる所で、北の方が
 なだらかで、大きな川のある所を「三隅の地」という。
 ここは、子孫が繁栄しない土地である。百姓方より願い
 があっても検地役人は、そのことを充分心得ておいて
 屋敷として渡してはならない。
 日当たりの良く西北の風を受けない所に屋敷を渡すべきだ。

・高い山のふもとに家作してはならない。山が崩れて人馬を
 損傷することもあるので、難所を除き家作を申しつける
 こと。

この「国用秘録」に書かれていることは、現在残っている
農家建築にも見られ、実際に守られていたようである。
posted by kiyo at 14:05 | 古民家
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